学思館では、毎年度の初めに各教室の責任者が教室目標を立てます。
そして、その目標は、日々の報告書にも書かれています。
その報告書を見ていると、時折、目標について考えることがあります。
目標というと、「達成できたか、できなかったか」に目が向きがちです。
もちろん達成することは大切です。
しかし、私は目標の本当の価値はそこだけではないと思っています。
目標の立て方について書かれた本や動画はたくさんあります。
いつまでに達成するのか。
どれくらいの大きさの目標にするのか。
そのために何をするのか。
そうした方法を学ぶことも大切です。
しかし実際には、目標を立てること自体が簡単ではありません。
私はこれまで何度も目標を立ててきました。
そして、失敗もしてきました。
思うようにいかないこともあります。
目標が高すぎたことに気づくこともあります。
逆に、もっと高い目標に挑戦できたと気づくこともあります。
そうやって何度も考え、修正しながら、自分なりの目標を見つけていくのだと思います。
勉強も同じです。
最初は「次のテストで100点を取りたい」という目標かもしれません。
でも勉強を続けるうちに、
「計算ミスを減らしたい」
「毎日30分勉強する習慣をつけたい」
「数学を得意科目にしたい」
と、目標の形も少しずつ変わっていきます。
成長とは、目標に近づくことだけではありません。
どんな目標を持つべきかを考えられるようになることも、成長の一つだと思います。
目標は、一度立てたら終わりではありません。
うまくいかないこともあります。
途中で修正が必要になることもあります。
それでも目標を考え続けることには意味があります。
なぜなら、自分がどこへ向かうのかを見失わずにすむからです。
大切なのは、一度立てた目標を守り続けることではなく、
「自分はどこへ向かうのか」を考え続けることなのかもしれません。
みなさんは今、どんな目標を持っていますか。
そして、その目標は本当に自分が目指したいものですか。
目標を考えること。
そして、自分らしい目標を見つけること。
そのこと自体が成長なのだと思います。
自分で決めた、本気で目指しているかっこいい目標はありますか?
