理科を知ることで本質を知る

理科を知ることで本質を知る

この記事を書いた講師

池﨑 バンジャマン太郎

個別指導まなびば事業部長 / 5教科担当

日常の景色がガラリと変わる

理科の本当の面白さは、テストで点を取ることでも、難しい用語を覚えることでもないと思っています。それは、日常の景色が変わって見える瞬間にあります。

空はなぜ青いのか。
雨上がりの独特なあのにおいは、何が原因なのか。
川の流れが場所によって違うのはなぜか。
理科を学ぶと、これまで素通りしていた何気ない光景に「あれ、なんでだろう?」とふと立ち止まれるようになります。世界の見え方そのものが、がらりと変わる感覚です。

知識を本当に使える力にする

だから私は、授業では「覚えること」よりも「考えること」を大切にしています。
用語や公式は、あくまでも道具に過ぎません。
「なぜそうなるのか」「どんな仕組みで起きているのか」という問いを丁寧に追うことで、知識は初めて本当に使える力になります。
理科は、暗記する教科ではなく、本質を問い続ける教科だと思っています。

自然の中に理科の入口を見つける

私自身、コンビニすらないような田舎で育ちました。放課後は山を駆け回り、川でずっと釣りをしているような子どもでした。当時は正直、そんな環境がコンプレックスで、早く都会に出たいとばかり思っていました。ところが大人になって振り返ると、あの自然の中での経験こそが、何にも替えがたい宝物だったと気づかされます。

自然の中には、理科の入り口が無数に隠れています。

虫の動き、雲の形、石の手触り。子どもの頃に「なんか不思議だな」と感じた小さな引っかかりが、理科を好きになるための一番の土台になると、私は確信しています。
だからこそ、ぜひ海や山や川と思いっきり触れ合ってほしい。
その経験は、どんな参考書にも書いていないことを教えてくれます。